「アルファチャンネル」とは、色から透明な成分のみを分離した情報を持つカラーチャンネルの中の1つでデジタルの画像や映像の処理において、透過度の情報を扱うために用意された補助的なデータ領域のこと。
一般的な画像データ(映像データ)の場合、輝度で分けるとRGB(赤・緑・青)の3つの層に分解することができるが、これに加えて「第4の層」として「透明度」(他の画像などに重ね合わせた場合に有効になる)を表現するための層があるそれにあたるのが、「アルファチャンネル」である。映像制作において、透明度の情報を用いてアニメーションを作成したり編集したりすることも多いためアルファチャンネルを理解することで一歩進んだ表現が可能になることもある。