映像データや音声データの1秒間に対して、処理されているデータ量のこと。一般的に単位は「bps/ビット毎秒」(bps:bits per second)を使う。ビットレートの高低は、画質や音質に影響し、ビットレートが低ければ画質や音質は落ち、高ければ、画質や音質が向上する。ビットレートが高い場合、映像は鮮明なものとなるが、データ量は大きくなるために重たいファイルとなる。
イベントや展示会などでの放映を想定したコンテンツであれば、高画質・高音質に越したことはないが、ホームページ上での埋め込み再生や、社内の専用のプレイヤーでの再生を想定しているのであれば、容量に制限が設けられていることもあるので、その場合には、ビットレートを下げる必要がある。この点においては、用途によって使い分ける必要があるため書き出しの際に注意が必要である。ヒューマンセントリックスのHTML5プレイヤーにも目安となるビットレートがある。