ハイビジョン (Hi-Vision) とは、財団法人NHKエンジニアリングサービスが商標登録している高精細度テレビジョン放送の愛称である。また日本以外では、High Definition television / HDTVと表す。NTSC標準テレビ放送に対し走査線が2倍以上(総走査線1,125本/有効1,080本の正方画素)あるため、高精細な画像である。画面の縦横比(アスペクト比)は人間の視野に合わせて標準 (4:3) よりも横長な16:9であり横1920x縦1080である。
2019年現在においては、放送機器の技術進歩により、ハイビジョン以上の超高精細テレビジョン(4K UHDTV)が一般的であり。これは現行1080i(1920x1080)の放送を2Kと定義し、それを超えるものとして2160p(3840x2160)をスーパーハイビジョン4K、7680x4320をスーパーハイビジョン8Kと定義するものである。
弊社(ヒューマンセントリックス)では、デジタルハイビジョンをフルハイ(フルハイビジョン(FHD,フルHD))と呼称する。日本では、2種類の放送規格があり、衛星放送(BS/110度CS)のデジタルハイビジョン (ISDB-S) と地上デジタルハイビジョン (ISDB-T) である。