テレシネ(Telecine)は、映像をフィルムから信号に変換する作業、またはその装置のことで、フィルムをビデオやDVDに変換する作業もテレシネと呼ばれる。フィルムを通過した光を撮像装置で映像信号に変換する。フィルムに当てる光源には、ハロゲンランプ、レーザー光、LED光などが使われ、撮像装置には、撮像管、CCDなどが使われる。
フィルム映像のフレームレートは、伝統的に24コマ/秒なので、フィルム映像を使って動画を制作する場合、映像信号に変換する際、フレームレートも調整されるのが一般的である。ちなみに、ビデオ映像をフィルムに変換するのはキネコ(キネレコ)と呼ばれる。