『ワイヤー消し』とは、デジタル合成の手法の一種である。ワイヤーアクション等による撮影の際に映ったワイヤーを、編集作業によって除去する作業のことを指す。フィルム撮影が行われていた時代においては、オプチカルプリンター等を使用し、光学合成処理によってワイヤーを除去していた。
デジタル撮影においては、自動的にワイヤーを除去するソフトやエフェクトも存在する。アクションが大きすぎるものについてはエフェクトによるワイヤーの検知が難しい場合もあるため、Photoshopなどの画像処理ソフトによって手動で除去する方法が取られることもある。