イベントや展示会を盛り上げる効果的な方法はないか。あるいは、他社ブースよりも多くの来場者を集めることはできないか。イベントや展示会を開催する担当者の皆さんは、日々こうした活動に苦慮されているかと思います。
イベントを成功させることや、より多く集客することはビジネス拡大の第一歩でもあるため、企業としても重要課題の一つとなっているでしょう。
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この課題を解決する方法が動画活用です。
動画は、さまざまなビジネスシーンで活用されています。IR活動や社員教育、採用活動やセミナーなどその活用範囲は多岐にわたり、イベントや展示会での活用もその一つとなっています。
今回は、そんなイベント動画、展示会動画の手法を一挙に公開したいと思います。
イベント動画の手法
ティザー動画
ティザーとはある要素を顧客に明らかにしないことによって注意をひこうとする広告手法の一種です。最近ではテレビCMや広告で「詳しくはWEBで」という文言をよく見聞きします。
これも一種のティザーで、ある商品やサービスの広告で本来伝えるべき要素を意図的に隠し、WEBに誘導することで集約率を高めています。
従って、ティザー動画とは単なるイベントの告知動画ではなく、集客率を高めるために重要な要素を意図的に隠し、イベントへより多くの来場者を集めるための施策動画ということになります。
前回のイベント動画
イベントの告知動画やティザー動画に合わせて、前回のイベント開催中の動画や来場者の声を動画にすると、より多くの集客が見込めます。イベント参加に迷っている人に対しては、会場のイメージや共感を想像させられるので効果的です。
主催者のメッセージ動画
イベント主催者からのメッセージを動画にするのも効果的です。そのイベント開催にどんな目的があり、何が目玉なのか、来場者にとってどんなメリットがあるのかをなどを主催者自ら伝えることで、安心感と信頼感を与えられます。
イメージ動画
イベント開催中は、会社や商品・サービスのイメージ動画を流しておくと、注意喚起やブランドの刷り込み効果があります。特に複数社が参加するイベントでは、自社ブースにより多くの来場者を集めるために、イメージ動画を流している企業を多く見かけます。
実際にイメージ動画を使っている会社のブースは、動画を使っていないブースに比べてより多くの来場者を集めています。
公演のライブ配信
イベントの内容は、インターネットを通じてライブ配信することでイベントに来場できなかった人にも商品やサービスを訴求できます。また、ライブ配信した内容を録画しておき再利用することも可能です。
イベントDVD
開催終了したイベントの内容は、後にDVDにすることで不特定多数の人に動画を見てもらえたり、次回の告知動画や営業活動にも活用できます。さらにWEBで公開すると、より多くの人にイベント内容を伝えることもできます。
オープニング動画
イベント開催にあたりオープニング動画を公開すると、来場者の期待度やロイヤリティを高めて、イベントを盛り上げられます。ビジネスイベントでは印象的な映像と共に問題提起をすることで、来場者に問題意識を統一して、質の高い公演が行えるでしょう。
イベント開催に動画を活用するメリット
いくらイベント動画に高い効果を見込めるといっても、制作コストがかかるものなので、実際に活用した際のメリットは気になるところでしょう。ここでは、イベント開催に動画を活用した際の実際のメリットを紹介します。
メリット1. 圧倒的な訴求力
イベント開催にあたり来場者に資料やパンフレットを配布することがよくあります。しかし、果たしてすべての来場者がその資料やパンフレットに目を通していると言えるでしょうか?あるいは、目を通していても、本来伝えたいことが伝わっていない可能性が大いにあります。なぜなら、テキストや写真で伝えらえれる情報は限られているためです。
一方の動画は、テキストや写真で構成された資料などに比べて圧倒的な訴求力を持ちます。米エクスペリエンスデザイン会社のbtraxによれば、1分の動画で伝達できる情報量は3,600のWEBページに匹敵するとしています。
参考:btrax「動画マーケティングの威力が伝わる統計と動画作成5つのポイント」
このように、動画とテキストでは圧倒的な情報伝達の差があるため、必然的に動画は訴求力も高まるというわけです。加えて動画では動きや音で印象付けることができるため、来場者の記憶に残りやすいコンテンツに仕上がります。
メリット2. 印刷代を削減できる
一度制作したイベント動画は繰り返し活用できるため、資料やパンフレットの印刷を最小限にとどめて、印刷代を削減できるという効果があります。目を通してくれるかどうか分からない、伝わるかどうか分からない資料やパンフレットにコストをかけるよりも、イベント動画にコストをかけた方がより高い効果が期待できます。
メリット3. コンバージョン率が劇的に上がる
先述したbtraxの「動画マーケティングの威力が伝わる統計と動画作成5つのポイント」の中では、動画の効果について次のように紹介しています。
- 動画を視た後の方が商品の購入率が64%向上
- 不動産サイトは、動画を掲載したほうが問い合わせが403%向上
- Eメールニュースレター内に動画コンテンツを掲載するとクリック率が2~3倍向上
- 動画コンテンツを載せるとEメールキャンペーンからの顧客獲得率が51%向上
- 90%のユーザーはプロダクトに関する動画がある方が意思決定がしやすいと感じている
(一部を抜粋)
このように、動画を活用することで事業の成功確率が大幅に変わるのです。
イベント開催の目的が見込み客創出なら、動画を活用することで従来以上に多くの見込み客を獲得できることでしょう。
参考記事:動画マーケティングとは?その効果を解説
メリット4. 動画は繰り返し使える
動画は、紙の資料やパンフレットなどに比べて、様々なシーンで何度でも繰り返し使えます。イベント開催前、イベント開催中、イベント終了後、WEBサイトにて、動画サイトにてなど、様々なシーンで活用することで、より多くの人にイベント内容やブランドストーリーを伝え、より多くの集客が見込めます。
WEBが進化した今だからこそ、イベント動画を
イベント動画と聞くと、イベント開催中に配信する動画をイメージしがちです。しかし、一社に一つのWEBサイトやSNSアカウントが当たり前になって現代において、イベント動画の活用範囲は実に多岐にわたります。WEBサイトやSNSアカウントに制作したイベント動画を掲載すれば、質の高いコンテンツを蓄積させて、より多くの人に自社の思いなどを届けることができるでしょう。
イベントの動画制作で大切なことは、実績豊富かつ制作の目的を明確に理解し、最適な提案ができる制作会社で出会うことです。イベント動画制作の際は、ぜひ私たちヒューマンセントリックスにご相談ください。企業ごとの特徴と動画制作の目的を深く理解した上で、最適なイベント動画を提案いたします。
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