数ある動画制作の中でもどの企業でも取り組みやすいものが「インタビュー動画」ではないでしょうか?当社ヒューマンセントリックスにおいても年間で平均すると、1日1社の事例動画を含めたインタビューを撮影しています。
インタビュー動画の主なメリットは次の4点です。
- インタビュイー(受ける人)の熱意が伝わる
- リアルな声を発信できる
- 商品やサービスについて具体的な検討ができる
- 低コストで制作できる
インタビュー動画は、基本的に数分程度の映像になることが多く、特別な素材やCGなども必要ないため映像制作の中でも低コストに作り上げることができます。例えばヒューマンセントリックスの場合、18万円から対応可能です。もちろん、アニメーションや再現ドラマを挿入して表現の幅を広げることも可能です。
今回はこのインタビュー動画を成功させるための必須ポイントを5つご紹介します。それらのポイントを押されば、インタビュー動画を成功へと導くことが可能になります。
ポイント① インタビュイーの目線
皆さんがインタビュー動画を視聴しているとして、インタビュイーが真正面からカメラを見据えている映像と、斜めに視線を向けている映像、どちらの方が見やすいでしょうか?おそらく後者の映像を選ぶ方が多いでしょう。
インタビュイーを画面の真正面に置きカメラを見据えているインタビュー動画は、視聴者に対して想像以上に圧迫感を与えます。経営者や教育者が何らかのメッセージを伝えている場合は有効的ですが、インタビュー動画に関しては適切ではありません。
さらに、撮影中カメラに真っすぐな目線を向け続けられるインタビュイーは少ないのではないでしょうか。慣れていないと目線が泳いでしまい不信感を与えることになります。
そのためインタビュー動画の基本は「インタビュイーの目線をずらすこと」です。これはインタビュイーとカメラマン、それとインタビュアーが三角形の配置に立てば簡単に目線をずらすことができます。これに加えて三分割法を用いることで画面構成もバランスが取れたものになります。
三分割法とは画面を縦と横に三分割ずつして、分割線が交わる4つの点(交点)のいずれかのインタビュイーを配置するという構図です。これだけで画面バランスが非常に良くなるので必ず取り入れましょう。
ポイント② インタビュイーのショット
インタビュイーの目線が固定されたら次にショットを決めます。大きく分けてアップショット、ミディアムショット、ロングショットの3つに分類されます。インタビュー動画では基本的にミディアムショットが用いられます。
インタビュー動画を撮影する際は適度にインタビュイーに寄ることで背景の情報が無くなるので、メッセージ性を強めるというのがポイントです。当社ヒューマンセントリックスではインタビュー動画の際に、専用機材ではなくあえて一眼レフカメラを使用する場合があります。
2008年から動画撮影が可能な一眼レフカメラが登場し、現在ではほとんどのメーカーが一丸レフカメラでの動画撮影をサポートしています。なぜ一眼レフカメラを使用するかというと、被写界深度の浅い動画を撮影できるためです。
わかりやすく言うとピントが合っている被写体(インタビュイー)以外の部分がぼやけやすくなるので、映画のような印象的な映像に仕上がるためです。加えて背景情報が少なくなることでインタビュイーに焦点が合いやすくなり、メッセージ性が強まります。
こうした高品質なインタビュー動画が完成すると、ビジネスとしての効果が高まるのはもちろんインタビュイーのイメージアップにもなるため大変好評です。
ポイント③ インタビューのコツ
3つ目のポイントとしてはコツを掴んでインタビューを実施することです。たとえばインタビュイーが話している最中にインタビュアーの声が入ってしまうと、その部分が映像として使えなくなる可能性がありますそのためインタビュアーは無言での相槌を心掛けなければなりません。インタビュアーの声がかぶってしまうことはインタビュー動画における初歩的なミスなので注意しましょう。加えてインタビュイーが不信に思わないように、その旨を事前に伝えておくことも大切です。
他にもインタビューには様々なコツがあります。
- インタビュー中に質問する内容を事前に共有しておく
- 「ちなみに~」や「具体的には~」といった言葉で質問を繋げていく
- インタビュアーが想定している回答へ自然と導く
- 「はい」や「いいえ」だけで応えられる質問をしない(あえて曖昧に質問する)
- インタビュイーが考えをまとめている時間を焦らず待つ
- インタビュイーに関する情報を事前に確認する
- リアクションを心掛ける
- メモはせずボイスレコーダーなどを使用する
インタビューは何より「インタビュイーにリラックスして気持ち良く話してもらうこと」が大切です。インタビュイーの緊張感を解き、リラックスできる環境を整えることで様々な話を引き出せるでしょう。
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ポイント④ 事前準備を徹底する
インタビュー動画制作の成功は事前準備に8割がかかっているといっても過言ではありません。いかに事前準備を徹底するかによって当日スムーズに撮影が進むか否かも変わります。事前準備としては次のことに注意してください。
- インタビュイーの選定と許可申請
- インタビュー場所の確保
- 機材を置く場所の確保
- インタビューの内容を整理する
- 動画の基本設計を考える
- インタビューの目的を明確にする
- インタビュイーに質問票を送付する
- 撮影当日のスケジュールを決める
これらの事前準備を徹底しましょう。そうすることで当日の撮影をスムーズに進め、良いインタビュー動画を制作することができます。
ポイント⑤ インタビュイーとの信頼関係を意識する
インタビューで大切なのは「インタビュイーにリラックスして気持ち良く話してもらうこと」と前述しましたが、そのためにはインタビュイーとの信頼関係を意識することがとても重要です。
たとえば皆さんが事例インタビュー動画を制作する場合は、インタビュイーの機密情報に触れるような会話が飛ぶことがあります。そうした際に、その情報をインタビュー動画に盛り込んでしまうと信用問題に発展することがあるでしょう。
インタビューで何よりも大切なのはインタビュイーとの信頼関係です。これを崩さないように意識することが良いインタビュー動画を作りますし、その後のビジネスを円滑に進めることができます。
インタビュー動画制作ならヒューマンセントリックスにご相談
ここまでご紹介したポイントを押さえることができれば、インタビュー動画は成功へとグッと近づきます。
ヒューマンセントリックスは月間200本以上の動画制作実績を持ち、2004年の創業以来、ビジネス活用に特化した動画制作ノウハウを多く積み上げています。前述のように1日1社の事例インタビュー動画を撮影および制作しておりますので、インタビュー動画成功のためのベストプラクティスを持っているのが強みです。
弊社では、インタビュー動画制作に関する皆さんのご相談をお待ちしております。
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