世界最大の動画プラットフォームYouTube。昨年3月にはYouTube全体での1日の再生時間が10億時間を超えています(YouTubeの1日当たり視聴時間、10億時間の大台に| TechCrunch Japan)。皆さんもYouTubeをご覧になっている方も多いのではないでしょうか?
YouTubeは個人ユーザーが動画コンテンツを楽しむためのものとして知られていますが、企業が通常の動画配信をマーケティング目的で行うものや、最近ではYouTubeの動画広告オプション活用なども盛んに行われるようになりました。ここまで人々が集まる巨大な動画プラットフォームは他に類を見ないため、ビジネスチャンスを見出すのは当然と言えましょう。
動画マーケティングといえばBtoC向け商品やサービスにて活用されるというイメージが先行しがちです。しかしBtoBビジネスにおいても動画マーケティングが有効ということをご存知でしょうか?
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もちろん、YouTubeでもBtoBビジネスでのマーケティングを目的として動画が多数配信されています。今後、動画マーケティングを展開するBtoB企業にとって、YouTubeは決して無視できないプラットフォームです。そこで今回はBtoB企業のためのYouTube活用術をご紹介します。
YouTubeで動画マーケティングを展開するメリット
まずはYouTubeで動画マーケティングを展開することのメリットについて確認していきましょう。
メリット①多数のユーザーの見てもらえる
動画共有プラットフォームを利用しているユーザーの母数が多いほど、より多くの人に動画を見てもらえるチャンスがあります。「でも、一般消費者ばかりでしょ?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。企業決裁者の情報収集源は一般消費者と同じくインターネットです。中には動画視聴が好きという人もいるでしょうから、決裁者や担当者に動画を見てもらえるチャンスは決して少なくありません。
たとえばプライベートでYouTubeにアクセスし動画視聴を楽しんでいたとしても、BtoBビジネス向けの自身に関連する動画があれば必ず視聴するかと思います。仕事熱心な人ほど業務時間外に情報収集をしていることでしょう。
メリット②見せたいターゲットに配信できる
YouTubeの動画広告オプションは非常に多彩です。ユーザーの性別や年齢、興味や関心などを細かくセグメント(グループ分けすること)して特定のターゲットに向けて動画配信ができます。見せたいターゲットに配信できるというのはBtoBビジネスにおいても効果の高い機能でしょう。
他にもユーザーの操作履歴に応じて動画広告を配信する動画リマーケティング、特定のYouTubeチャンネルや動画に広告配信するプレースメント、特定の話題に対して動画配信するトピックなどの機能があります。
こちらで「動画配信」に関する情報をご覧ください!
メリット③広告費用の調整ができる
動画マーケティングに多額の投資をしてもその分のリターンが無ければ投資対効果は下がり、マーケティングの意義は失われます。企業にとっては1日1日の投資を設定し、上限を超えないようにすることで費用対効果を維持および向上することが大切です。YouTubeなら1日の広告予算を決められるので、無駄なコストが発生することなく動画マーケティングを展開できます。
以上がYouTubeで動画マーケティングを実施するメリットです。詳細設定が可能なセグメント機能があることで、BtoBビジネスでも狙ったターゲットに効率良く動画広告を配信することが可能でしょう。
動画マーケティングにおけるYouTube活用例
それでは具体的な活用例についてご紹介します。
①製品の使い方を分かりやすく説明する
動画マーケティングの中でも多い施策が「How-To動画を配信する」です。つまり製品やサービスの使い方などを動画で解説することで、ユーザーがより具体的に検討できるよう促します。
BtoBビジネス商材の中には、製品やサービスの使い方を簡単には説明できないものもあります。たとえば最新の建設用工具や使用に際し危険を伴うようなものは、テキストや写真だけでの説明では足りないでしょう。そこでHow-To動画を制作してYouTubeで配信すれば、より多くの方に製品やサービスの使い方を知ってもらえます。この施策は企業決裁者をターゲットにするだけでなく、一般消費者や現場にも見てもらうことでブランドイメージの向上や事業内容への理解が得られるでしょう。
②具体的な会社紹介
企業がホームページを所有するのは当たり前の時代です。ほとんどの場合はそのホームページを使用して会社概要や沿革などを紹介します。しかしテキストと写真が主体のWebサイトでは内容が伝わりにくい場合があるでしょう。そこで会社紹介の動画コンテンツを作成し、より具体的な事業内容や業務風景などを発信することができます。説得力を伴い清潔感のある動画に仕上げればブランドイメージのアップにもなるでしょう。
例③人材採用活動
最近では人材採用の現場で動画コンテンツを使用するケースが増えています。会社説明会などで企業のイメージ動画を流すことで、就職意欲をかきたてより優秀な人材を確保できる可能性が増加するでしょう。さらに求職者と企業のミスマッチを防げるという利点もあります。
例④動画広告でターゲットへ配信
前述のようにYouTubeの動画広告では細かいセグメントによってターゲットを絞ったり、特定のチャンネルに広告を配信するなど多彩な機能が揃っています。これらの機能をフル活用して動画マーケティングを展開すれば、効率良く多くの担当者にリーチできるでしょう。
例⑤事例紹介動画でビジネスチャンスを生む
特定の製品やサービスについて検討している決裁者や購買担当者に対して大変有効な動画コンテンツが事例紹介動画です。実際に自社製品やサービスを導入した顧客にインタビューをして、従来あった課題や製品によって解決したことなどを話してもらいます。決裁者や購買担当者からすればユーザーのリアルな声が聴けるため貴重な情報源になります。企業ホームページでも導入事例を紹介するページは一般的ですが、これを動画コンテンツにすることでより詳細に情報を伝え、具体的な検討をしてもらえるよう促せるでしょう。
動画制作会社選びなら一気通貫のサービスがポイント
さまざまなメリットや多彩な活用方法があるYouTubeでの動画マーケティング。購買行動がデジタルに移行した今、「BtoBも」ではなく「BtoBだからこそ」動画マーケティングが欠かせない時代だと言えます。
皆さんがYouTubeなどの動画配信プラットフォームにてマーケティングを展開する際は、動画制作会社に制作依頼をするかと思います。その際は、会社紹介から商品紹介、事例インタビューなどあらゆるシーンに対応できるBtoB企業の動画に強い制作会社を選定することが重要です。
当社ヒューマンセントリックスは動画制作からマーケティングの支援までトータルでサポートし、皆さんの動画コンテンツ活用を支援します。YouTubeやその他での動画マーケティングを検討しているのなら、ぜひ一度当社までご相談ください。
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